聖光、あと一歩届かず準優勝 国体高校野球、大阪桐蔭に敗れる

【聖光学院―大阪桐蔭】試合終了後、一塁側スタンドへ駆け出す聖光学院ナイン=宇都宮清原球場
第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は5日、宇都宮市の宇都宮清原球場で高校野球硬式の決勝が行われ、聖光学院は大阪桐蔭(大阪)に1―5で敗れ、準優勝だった。福島県勢の準優勝は1963(昭和38)年の磐城以来59年ぶり2度目。
聖光学院は初回、先発のエース佐山未来(3年)が4安打を浴びて3点を先制され、2回と5回にも追加点を許した。打線は3回、併殺崩れと内野ゴロで2死二塁とすると、4番の三好元気(2年)が適時打を放ち1点を返した。その後は140キロ台の直球と鋭い変化球を巧みに投げ分ける相手エースを前に打線がつながらず、得点できなかった。
聖光学院は、夏の全国高校野球選手権大会でチームとして初めて、県勢としては51年ぶりに4強に進出した。今大会でも、聖光学院ナインは全員野球を貫き、県勢初の頂点まであと一歩に迫った。
▽決勝
聖光学院 001000000―1
大阪桐蔭 31001000×―5
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