聖光が決勝進出、国学院栃木に完封勝利 とちぎ国体高校野球

【聖光学院―国学院栃木】3回裏聖光学院1死一、二塁、先制の適時打を放つ高中=宇都宮清原球場
3日の第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は栃木県内などで16競技が行われ、特別競技の高校野球硬式で聖光学院が決勝に進んだ。4日は14競技が行われる。
【評】投打がかみ合った聖光学院が、接戦を制した。3回、高中の適時打で先制すると、その後も三好の適時打などで着実に加点。先発小林剛は緩急を使った投球で国学院栃木打線に攻撃の隙を与えず、4安打に抑え初完封した。(副島湧人)
高中、決勝進出へ貢献
3年生とともに戦う最後の大会にかける思いは強かった。2番の高中一樹(2年)は先制の適時打を含む2安打2打点とチーム初の決勝進出に貢献。「今まで助けてもらってきた3年生に恩返しができて良かった」とうれしさをにじませた。
3回、上級生がつくった1死一、二塁の好機で回った打席。「集中して、来た球に反応できた」と甘い球を逃さずに中前へとはじき返した。「3年生と日本一を目指せるのはこの大会が最後。あと1試合しかないが最後までやり切りたい」と決勝への覚悟を口にした。
- 夏の福島大会7月8日開幕、あづまメイン 23年度各種日程決まる
- 「継続試合」を導入、福島県高野連 翌日以降は中断時点から再開
- 軟式の加盟校ゼロに...県高野連、1956年以降初 会津北嶺部員不足
- 県高野連、新会長に酒井祐治氏 「充実した時間、環境づくりを」
- 赤堀前主将と安田外野手、聖光学院を表彰 福島県野球団体協議会
- 聖光2年ぶり民友旗 秋季県北支部高校野球、決勝で福島東下す
- 安達、福島成蹊、福島東、聖光...4強 秋季県北支部高校野球
- 聖光、福島商、福島成蹊が2回戦進出 秋季県北支部高校野球
- 民友旗懸け「秋季県北支部高校野球」開幕 学法福島など2回戦へ
- 民友旗懸けて14チーム激突 秋季県北支部高校野球 10月21日開幕