東日本大震災10年3カ月特集
東日本大震災前、福島県の阿武隈高地は全国有数のシイタケ原木の産地だった。しかし、東京電力福島第1原発事故により、出荷がストップしているのが現状だ。国や県などは本年度から「里山・広葉樹林再生プロジェクト」として、産地の復活に乗り出した。震災から10年、ようやく動きだした取り組みの課題を追った。
田村・都路地区「シイタケ原木の森」再生へ 阿武隈高地の林業

シイタケの原木として使うには育ち過ぎてしまい、伐採が必要な木を指さす渡辺さん=田村市都路町
東日本大震災前、本県の阿武隈高地は全国有数のシイタケ原木の産地だった。しかし、東京電力福島第1原発・・・[続きを読む]