長床、黄金の夜 喜多方・新宮熊野神社「大イチョウ」ライトアップ

 
ライトアップされ幻想的に浮かび上がる大イチョウと長床=14日午後、喜多方市・新宮熊野神社 (吉田義広撮影)

 喜多方市慶徳町の新宮熊野神社で14日、「長床の大イチョウ」として知られるイチョウの試験ライトアップが行われ、黄金色の樹木が幻想的に浮かび上がった。ライトアップ期間は15~22日の午後5時30分~同7時30分。

 大イチョウは同神社のご神木で樹齢850年以上とされる。国指定文化財の拝殿「長床」とともに存在感を示し、見る人を包み込むように枝葉を伸ばしている。14日は新宮地区重要文化財保存会メンバーが投光器の位置などを調整し、ライトアップ開始に向けた準備を整えた。

 問い合わせは同保存会(電話0241・23・0775)へ。