「新選組展」史料展示19日まで 会津若松、最終盤も多くの来場者

残り2日となった新選組展2022
県立博物館(会津若松市)で開催中の「新選組展2022―史料から辿(たど)る足跡」は19日の会期終了まで残り2日となった。最新の調査・研究から浮かび上がった新選組像を紹介する展覧会は、最終盤も多くの来場者を迎えている。
新選組展は8月23日から展示史料を一部入れ替えた後期展示となった。斎藤一の家族写真(個人蔵・県立博物館寄託)や沖田総司が近藤勇の長兄・宮川音五郎に宛てた書簡(個人蔵)のほか、今月6日からは、隊士の近藤芳助が所持していた土方歳三の写真(土方歳三資料館蔵)が展示され、リピーターも相次いでいる。
18日は夜間開館の日で、午後7時(入場は同6時)まで観覧できる。また新選組展実行委は、最終日の19日(最終入場は午後4時30分)は混雑状況によってチケット販売を早めに終了する可能性があるとしている。
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