新選組展2022 「短刀 無銘兼恒」松平容保所用、展示史料紹介(21)

 
短刀 無銘兼恒(むめい・かねつね) 個人蔵、若松城天守閣郷土博物館寄託

 兼恒(かねつね)は室町時代中期の美濃・関の刀工。禁門の変の褒賞として、孝明天皇が会津藩主松平容保に贈った。関白二条斉敬(なりゆき)が会津藩家老神保内蔵助(くらのすけ)を呼び出して与えた。蒔絵(まきえ)のさや、金具を用いた拵(こしらえ)も併せて贈られたが、拵は太平洋戦争時に焼失して現存していない。